人間はAIとどう向き合うべきか?

プリツカ―賞受賞建築家である伊東豊雄氏が日経新聞『私の履歴書」でこんなことを述べています。

「むかしの設計コンペでは、革新的な提案であれば、細かい部分に多少難点があっても後で修正してもらえればいい。審査委員にもそれくらいの度量の広さがあった。いまのコンペティションは個別の項目ごとに得点を付ける点数制が主流。難点とみなせばすぐ減点というやり方が、クリエーティブな才能をつぶしてしまうのではないかと懸念している」

これって、「採用面接」にもあてはまるのではないでしょうか?今後間違いなく、設計コンペも採用面接も、人間はAI(人工知能)に依存することが増えてきます。

ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルの以下の言葉がグサッと胸に刺さりますね。

「本当に懸念すべきは、AIが人間らしくなるのではなく、AIを使うことで人間が人間らしさを失うことだ」

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