今日、ご近所の鰻屋さんでかば焼きを焼くニオイを道路側に送る送風装置（ダクト）を見つけました。すぐに思ったのは有名な古典落語のオチです。ご存じの方も多いと思いますが、日本人のユーモア感覚も捨てたものではないと思い、ご紹介します。
『毎日昼頃、鰻屋の前にご飯と箸だけを持って立ち、香ばしい蒲焼のニオイだけで完食する男がいました。アタマにきた店主は、長年のニオイの代金として２，０００円を請求しました。すると驚いたことに男は素直に了解し、明日払うといって帰って行きました。翌日、男は５００円硬貨を４枚持参し、「お前がニオイでカネをとるから、俺はカネのオトで払ってやる」と言って。テーブルの上に硬貨を落としました。」
それにしても、柳家小三治さんの逝去は残念ですね。彼の長大なまくらは本当に楽しかったですね。合掌