残念!夢と消えた1,000,000ドル

私のフェースブックアカウントに外国人(女性)名で「友達リクエスト」がありました。私は友達リクエストに「同意」する前には必ず本人の経歴を確認するのですが、なんとフェースブック本部職員と出ていました。不審に思い、英語で「私のアカウントをどうして知ったのか?」と尋ねると、「フェースブックの財務担当役員(CFO)から連絡するようにと指示を受けたが、あなたはCFOを知っていないのか?」との返事でした。

「全く知らない」と答えると、「実はあなたは毎年フェースブック本社が行っている全世界規模のラッキードローで当選し、1,000,000ドルを受け取る権利があります。私はこの支払い手続きを担当しています。あなたはこの受け取り権を行使しますか?」との連絡がありました。

私は「その前に、そのラッキードローのホームページのURLを送って欲しい」と連絡すると、昨年の受賞者4名が1,000,000ドルの小切手を胸の前に持っている顔写真と名前が送られてきました。4人とも実に嬉しそうな表情でした。ホームページのURLはついていません。

それを見て、私は「遺憾ながら、その権利は放棄します」と答え、それ以降なんの音沙汰もありません。たぶん、もしそのまま行けば、私の銀行口座などの情報が丸裸にされたのではと思います。

今この顛末を冷静に振り返れば、アホラシイ与太話ですが、正直、一瞬 動揺したことをここに告白します。皆様もくれぐれもお気を付けください。

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