インフルエンザや新型コロナの流行下、自由律俳人尾崎放哉の掲題の句に久しぶりに接しました。今朝の日経新聞コラム「春秋」です。コラムは「おひとり様」という最近の風潮について述べていますが、一台のラジオを家族みんなが聞きながら食卓を囲んでいた・・・・もう70年くらい前の北九州門司での、貧しいながらににぎやかだった夕食風景はまだ私の中にはしっかりと残っています。嗚呼 昭和は遠くなりにけり。とりあえず吉村昭さんが尾崎放哉の晩年の姿を著した『海も暮れきる』中古本をアマゾンに注文しました。
しかし一方では、4,5人の中高生が一台のスマホ(たぶんゲーム)を囲んで肩を寄せ合っているのを見ると、「オイ、もっと離れろ!」と言いたくなるオヤジがここにいます。