最近はまっている吉村昭さんのエッセー「わたしの流儀」に以下の文章を見つけました。
「世に名作と呼ばれる作品に少しの感動もおぼえぬ場合、自分の鑑賞眼が低いなどとは決して思わぬことだ。自分の個性とは相いれぬものと考えるべきである。島崎藤村の代表作『夜明け前』、夏目漱石の諸作品などは名作として激賞されているが、私の胸の琴線にはふれてこない。それは生れつきの個性なのだから仕方がない。」読後、私は思わず膝をたたいていました。そうか、それでいいんだ!
最近はまっている吉村昭さんのエッセー「わたしの流儀」に以下の文章を見つけました。
「世に名作と呼ばれる作品に少しの感動もおぼえぬ場合、自分の鑑賞眼が低いなどとは決して思わぬことだ。自分の個性とは相いれぬものと考えるべきである。島崎藤村の代表作『夜明け前』、夏目漱石の諸作品などは名作として激賞されているが、私の胸の琴線にはふれてこない。それは生れつきの個性なのだから仕方がない。」読後、私は思わず膝をたたいていました。そうか、それでいいんだ!