NHKスペシャル「インサイド・トヨタ」で、新世代カローラの設計仕様を最終決定する最高会議のドキュメントが放映されました。最近のテレビ番組はあきれるほど劣化していますが、腐ってもタイ、それでもNHKは時々見ごたえのある番組を見せてくれます。以下は私の感想と、豊田章男会長の発言です。
(1)大きなスクリーンを前に、豊田会長を真ん中に経営トップが横一列に並んでいます。 しかし「最高会議」と言いながら、その後ろにたくさんの中堅社員が参加しています。会長の鋭い質問とそれに対する自分たちの上司の受け答えをリアルに感じ取れる ー これも会議のひとつのスタイルだと感心しました。以下は、トヨタ会長の発言です。
「何を決めて、何をやるかを誰がいつ決めてくれるか?ボトムアップで決めるのは無理だから、リスクはそれなりの上位者にとってもらうことが僕は必要だと思います」
「実際にお金を出して長年使ってくれる人がお客様だからね。1000人の無責任な人の情報をとるよりも、本当に自分はこの車が欲しいっていう人10人の意見をとった方がいい」
「だけど営業が予想、予想と言って、予想を全部外すでしょう。将来の予測は当たらないんだと思った方がいい」

