ギヤアップ!新型コロナ対策

鶏や豚は密集型の飼育が行われており、新型コロナウイルスもヒトが密集する場所に集中発生しています。共通するキーワードは「密」です。鳥や豚は発生直後の「殺処分」で終息を図りますが、まさか人間様を殺処分するわけにはいきませんね。政府は経済活動と新形コロナ感染防止を両てんびんにかけながら日々の対策に苦慮していますが、このまま長期にわたって様々な活動支援金を払い続けると将来に大きな禍根を残すのではないかと危惧します。いわゆる「茹でガエル」ですね。

ウイルスの根源的な解決法である「殺処分」をせずに終息させるためには、昭和の日本軍が犯した「兵站(戦力)の逐次投入」ではなく、ある程度の非難や抵抗は覚悟して、短期終結を図るべきではないでしょうか。その意味で、「コロナ疲れ」という免罪符を気軽に使う我々国民の危機意識を喚起する上でオリンピックの中止という劇薬も前向きに考慮すべきではないかと愚考します。当然、その時には、短期終息に向けた具体的な(痛みを伴う)アクションプランをワンパッケージで発表すべきですね。国会では官僚の接待問題や深夜宴会問題で盛り上がっていますが、マスコミはこれに安易に乗っかるのではなく、こんな時こそ社会の木鐸として喫緊の問題に目を向けさせるように期待したいものです。

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