よく「相手の立場に立って考えろ」と言います。
これを英語では、”put yourself in their (his,her) shoes”と言います。直訳すれば「彼らの靴を履いてみる」で、なんとなくわかりますね。
「私の身にもなってよ」は ”Please put yourself in my shoes.”となります。
しかし、「相手の立場を考える」って言っても、他人の事情をそんなに簡単にはわからない ー そんな真っ当至極なご意見には、今朝聴いた次の英文をご紹介します。
“run a mile in their shoes”
「彼ら(相手)の靴を履いて1マイル(約1.6キロメートル)走る」
たしかに、これくらい長く相手の靴で走ってみれば、相手の事情も理解できるようになるかもしれません。特に外国人(企業)と交渉するときには、自分目線だけで立ち向かうと大けがをします。これは満身創痍の私自身の自省の言葉です。