妖怪 先輩 もったいない

昨年12月、オックスフォード英語辞典(OED)の改訂で、日本語由来の言葉が11語、正式に掲載されることになり、日本でもニュースになりましたね。私はとくに日本の文化が色濃く反映されている三つの言葉、「妖怪」、「先輩」、「もったいない」についてOEDではどう定義しているかを調べてみました。 

【 yokai (妖怪)】
“Any of various spirits or supernatural beings in Japanese mythology and folklore and in modern Japanese fiction, especially anime and manga.”
(日本の神話・民間伝承や近年のフィクション(特にアニメ・マンガ)に登場する、さまざまな霊や超自然的存在の総称)

安徳: 日本のアニメや漫画がいかに世界中で愛されているかを実感できますね。

【senpai 先輩】
“In Japan and Japanese contexts: a member of a group or organization considered senior on account of age or experience, who can give guidance or assistance.”
(組織の中で年齢や経験の面で目上とみなされ、周りの人に助言やサポートをしてくれる人)

安徳: 私もたくさんの先輩方に恵まれました。講談師神田伯山さんも「これまで先輩から受けたご恩は、今後後輩たちに返していきたい」と述べておられます。しかし今日、終身雇用制度が崩れ始め、個人主義や成果主義的な企業風土が強まっている現在、この言葉が死語にならないように望んでいます。

【Mottainai (もったいない)】
A sense of regret over or disapproval of irreverence or waste. Now used chiefly in environmental contexts.
(無礼や浪費に対する残念さ・非難の気持ち。現在では、特に環境面に関する文脈で使われることが多い)

安徳: 以前から「もったいない」を外国人にわかってもらうのは極めて難しいと言われてきました。さすがのOEDもやはり苦戦していますね。そこで親友のチャットGPT君に「もったいない」の解説文を考えてもらいました。

“‘Mottainai’ means feeling regret when something valuable is wasted.
It also reflects respect for the value of things.”
「価値あるものを無駄にしたときの惜しさであり、その価値を大切に思う気持ちも含んでいる。」

さすがはオックスフォード、結構いい線いってるんじゃないでしょうか。

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