【「ベースボール」と「野球」は、別のスポーツだ】と言われていたのが噓のような、日本人選手の活躍ですね。
最近物忘れがひどくなり、元お茶の水大学教授 外山滋比古著『忘れる力』を読んでいたら、「野球」という日本語を創ったのは正岡子規だと書いてありました。彼は若いころ、このスポーツが大好きで、幼名「升(のぼる)」から,
「の ⇒ 野」「ぼる⇒ ボール ⇒ 球」で「野球」と命名したとのこと。
一瞬信じそうになりましたが、どうやらこれはフェイクニュースで、一校野球部で活躍した教育者「中馬庚」の創作だそうです。ただ、正岡子規は、中馬がこの言葉を使い始める前から自分の「俳号」として「野球」を使っていたそうです。
司馬遼太郎『坂の上の雲』も初版では、「ベースボールを野球と名付けたのは正岡子規」となっていましたが、後に修正されているそうです。
当時、英語が読めるレベルの日本人の多くは漢文の素養もあったため、英単語を原則として漢字二文字で翻訳しようと悪戦苦闘しました。子規も、「打者 batter」、「走者 runner」、「投手 pitcher」、「死球 deadball」などを漢字変換しています。
現在、多くの英語が安易にそのままカタカナで使われるようになっています。言葉の裏にある「概念」を深く考えることなく「ミルクのみ人形」になってしまっているのが恥ずかしいですね。
ムカシ、日本人が翻訳した漢字のいくつかが、イマ、そのまま中国でも使われています。
革命・文明・哲学・科学・経済・教育・文学・政治・個人 などなど
ムカシの人は偉かった!!!

