福沢諭吉 ももたろふ

福澤諭吉は、毎日一つの教訓を幼い息子のために半紙に書き残しています。まだ漢字が読めないため、すべて平仮名で書かれていますが、そのなかに「ももたろふ(桃太郎)」があります。ここでは読みやすくするため「ももたろふ」 と 「をに」 だけは漢字にしています。

「桃太郎」をトランプ米大統領、「鬼」をベネズエラに置き換えると、いかにトランプの愚行が「けしからぬこと」で「ひれつせんばん」であるかがわかりますよね。

「桃太郎が、鬼がしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。 けしからぬことならずや。たからは、鬼のだいじにして、しまひおきしものにて、たからのぬしは鬼なり。 ぬしあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、桃太郎は、ぬすびとともいふべき、わるものなり。

もしその鬼が、わろきものにて、よのなかのさまたげをなせしことあらば、桃太郎のゆうきにて、これをこらしむるは、はなはだよきことなり。 

されども、 たからをとりてうちにかへり、おじいさんとおばあさんにあげたとは、ただよくのためのしごとにて、ひれつせんばんなり。」

なお、この教訓をまとめたものが『日々の教え』として現代語訳で出版されています。

≫ コラム一覧へ

ご依頼・ご質問などお気軽にお問い合わせください CONTACT