以下は。どちらも夏にふさわしいケチの小噺です。
(1)大事な扇子を長持ちさせるため、ゆっくり開いて顔の前に縦において、強烈な速さで顔を左右に振る。
(2)ウナギ屋の前でカバ焼きの匂いをオカズにしてご飯を食べる。店の主人に文句を言われたら、お金(硬貨)を机の上に落し、その音で支払う。
しかし、現代でもケチはしっかり生存しており、あるケチンボは
タクシー配車を電話で頼むとき、いつも「タイヤが新しい車にして欲しい」と頼みます。その理由を考えてください。
お分かりでしたでしょうか? よく学校で学んだことは実社会では役に立たないと言われていますが、そんなことはありません。
(1)新しいタイヤは古いタイヤより半径(R)が長い
(2)したがって、タイヤの円周(2πR)も長くなる
(3)したがって、エンジン1回転で走る距離も長くなる
(4)したがって、同じ距離を走るためのエンジン回転数が少なくてすむ
(5)したがって、運賃が安くなる
お疲れさまでした。さっそく実行してみてください。