北九州の門司の小学校で習ったローマ字を「英語」と信じた私は、近所のタバコ屋の看板婆さんに「看板のTOBACCO は違ってるよ。ほんとは TABAKO って書くんだよ」と教えて、「坊やは偉いね」と褒めてもらいました。以来、英語が好きになり、それから70年近くたった今も英語には興味があります。以下は「英語」についての豆知識です。皆さんほとんご存じとは思いますが、もしお時間があれば是非ご覧ください。
1.「高い」を表す ”TALL” と ”HIGH” の違いは?
地面に接しているものは ”TALL” で、地面から離れているもの
は “HIGH”.
2.”Rules are rules.” これは先日、ゴルファーのジョーダン・スピ
ースがスコア誤記で失格した時に言った言葉です。複数なんです
ね。しかし私たちは、単数で表現しがちでは?
3.レム睡眠とノンレム睡眠、どっちが「大脳が活発に活動し、夢を
見る、記憶の定着も行われる」ほうか、いつも覚えられなかった
のですが、レム REM が、”Rapid Eye Movements”(忙しく眼
球が動く)の略だと知ってからは間違えることが無くなりまし
た。
4.ケチのことを(とくに広島では)「握り屋」と言いますが、英語
でも ”tight fisted 固くこぶしを握る”と表現します。
5.「~のように見える」を英語では ”LOOK” あるいは “APPEAR”
と言いますが、”APPEAR” には「~のように見えるが、実
は・・・」というニュアンスがあるようです。気を付けましょ
う。
6.”VALUABLE” は、「おカネで測れる価値があるもの」という意味
で、”INVALUABLE” は、「おカネで測れないほどかけがえのない価
値があるもの”という意味です。ふつう、接頭語 ”IN” は否定の
意味になるので、なまじっか英語を知っていると、かえて間違い
やすいですね。
7.”WISE” は、経験や学習を通じて得られたアタマの良さで、生ま
れつきの地アタマの良さは、”SMART”と表されることが多いよう
です。私の好きなプレスリーの「好きにならずにいられない」に
は、こんな歌詞があります。ここでも”WISE MEN” は「朴念仁」と
いうニュアンスですね。「あなたは ”WISE” だ」と言われても、
素直には喜べませんよ。
”Wise men say only fools rush in. But I can’t help falling in love with you.”
プレスリーの甘い歌声をお聴きください。
https://youtu.be/GbJY8Dz2dEI