日本より一足早く、英国放送協会(BBC)が、「大辞典が選んだ、今年を最もよく表した、あるいは最も使用頻度が増加した言葉」を発表しました。以前、オックスフォード英語辞典が ”selfee 自撮り”を選んだことがありますね。
オックスフォード英語辞典 “goblin mode”
「恥ずかしげもなく自分勝手で、怠惰で、ずぼらで、貪欲で、たいていの場合、社会の規範や期待を拒否するような方法で表れる行動」を意味するスラング。「私は今ゴブリン・モードだ」や、「ゴブリン・モードに入る」といった使われ方をする。
コリンズ英語辞典 “permacrisis”
永久 “permanent” と 危機 ”crisis” の合成語で、危機的な状況が長期間にわたって続くこと、あるいは続いている状況を意味する。
ウエブスター辞典 “gaslighting”
「誤った情報で困惑させようとする・刷り込んでいく」という意味のスラング。
今年選ばれた言葉は、すべてロクな意味でないものばかりで、いかに今年が国際的にロクでもない年であったかをよく表しています。来年はもっとマシな言葉が選ばれることを祈っています。