上野動物園で生まれたパンダの名前がシャンシャン(香香)になりましたが、すぐに思い出したのが世界的な高級ホテルチェーンのシャングリラ(Shangri-La)です。
中国語では「香格里拉」で、最初の漢字「香」にちなんで、全チェーンホテルには同一の香りがするようになっているそうです。私も以前,チンタオ(青島)シャングリラのロビーに入った途端、強い香りに気づきアシスタントマネジャーに教えられました。「香水もありますよ」と勧められましたが、とても高価で手が出ませんでした。たしかに面白い仕掛けですが、匂いは各人それぞれ好みがあるため、ネットでも賛否両論あるようです。
それにしても、シャングリラ、マンダリン、ペニンシュラ、アマンリゾート等々、世界の最高級ホテルブランドはほぼすべてアジア発祥です。元日本人ホテルマンとしては、忸怩たる思いです。もっとシャンとしなければ!