よく「お客様の満足」とか「お客様に感動を与える」とかいいますね。
書店に行けば、タイトルに「顧客」あるいは「お客様」がついた本がたくさんならんでいます。また三波春夫という演歌歌手(ご存知ですか?)は、「お客様は神様です」と言っていました。
このように「お客様」というものはトテモ大事なものらしいですが、なぜそんなに大事なんでしょうか?私なりにその理由を考えてみました。
1. わたしたち(みなさん)の給料は、すべてお客様が支払ってくれたお金から出ている。残念ながら、それ以外には給料の出所はどこにもない。
2. わたしたちが良いサービスや美味しい食事を提供した時にお客様がみせる満足の笑顔やお褒めの言葉は、わたしたちにとって疲労回復のビタミン剤となる。
3. お客様は、私たちがお客さまに対してどうすればいいかを表情や態度でさりげなく教えてくれている。ただし、それに気づくかどうかは、私たちしだいである。
4. 満足されたお客様は私たちのホテルの無給のセールスマンになってくれて、友人・知人あるいは家族に私たちのホテルを勧めてくれる。これはホテルが作る高価なパンフレットや広告宣伝よりも何倍も効き目がある。
ところで、お客様から最高のお褒めの言葉は何でしょうか?あるホテルマンは、「あなたがいるから、また来たよ。」と言っていただいた時が最高だといっていました。皆さんにとって、お客様からの最高のお褒めの言葉は何でしょうか?