「学ぶプライド」? これは「監督主導の組織づくりには、こだわらないということか?」という質問に対して森安一・サッカー日本代表監督が答えた以下の言葉の中に出てきました。
「監督としてのプライドにとらわれて、選手の進言を拒絶するようなことはやめて、より良いものをつくっていくことにプライドを持つ。 学ぶプライドでもって、選手から世界の価値観をいただく」
インタビュアーは「森安監督のこのスタンスは、謙虚さより貪欲さの表れだろう」と評しています。ナルホド!
もちろん、キラ星のようなトッププレーヤーを預かる日本代表監督と、いろいろな社員をリードしていかなければならない企業経営者とは違うかもしれません。
それでも私には「学ぶプライド」という言葉がとても新鮮にうつりました。私自身、10年ちょいの大学教員の時代を振り返っても、この言葉がグサッと胸に刺さります。