AI時代の経営者はデザイナー?

経新聞に本社コメンテーター中山淳史さんが「デザイン経営」というタイトルのコラムを書かれていました。既にお読みのこととは存じますが、念のために紹介します。

「デザイン経営」とは、製品を市場に送り込む際、社会にどんなインパクトを創り出していくかを戦略的に考えて動く、欧米では一般的な経営手法とのこと。 お手本として、米アップル社が製品のすべてに「自由になるために知的に武装する道具」というある種のストーリー性、文学性を織り込み、「米カリフォルニア州というカウンターカルチャー(既存の体制の枠外から生まれた文化)の聖地の申し子」との企業イメージを定着させることに成功していることをあげています。

今から考えれば、スティーブ・ジョブスも経営者と言うよりも、デザイナーでしたね。 リーマン・ショック以降、ビジネススクールに応募する学生が減っているのと反対に、アートスクールに幹部候補生を送り込む欧米のグローバル企業の数が増加の一途だそうです。

その理由として、経営に求められるものがサイエンスからアートに変わってきており、理論・理性から感性・情緒へ、右脳から左能へのバランスの転換が起こっているとの見立てです。 また、理論や理性から導き出される正解は基本的に一つであり「正解の陳腐化」が起こり、差別化要因とはなりにくいが、感性や美意識から導き出される答えは千差万別であり、差別化戦略に有用であるとも述べています。

これからAIやロボットに対抗して新しいシゴトを創っていくうえで一つの切り口になると思った次第です。

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