”EAT WHAT YOU KILL! ”

このドキッとする言葉は、世界中で150兆円以上の資産を運用するKKR共同創業者ヘンリー・クラビス氏が日経新聞「私の履歴書」で書いている投資会社ベア・スターンズ社(後に倒産)の社風です。

「自分の食い扶持は自分で(まわりから)ぶんどれ」という意味で、同社の社員は社内の競争に明け暮れ、足を引っ張り合っていたとのこと。クラビス氏はこの社風に嫌気がさして退職し、KKRを立ち上げるのですが、そのときに目指す企業文化の指針としたのが米大統領ハリー・トルーマンの次の言葉だったそうです。

「他人の手柄を気にしなければ何でも成し遂げられる。驚くべきことだ。It is amazing what you can accomplish if you do not care who gets the credit.」

私はスポーツ吹き矢を毎週練習していますが、いつも4,5人が横一列になって同時に10m先の的に向かって5回、次々とほぼ同時に矢を吹きます。本来ならば、自分の的だけに集中すべきなのですが、周りの仲間の当たり具合が気になって集中力が乱されることが多々あります。今週からは、このトルーマン大統領の言葉を胸に練習に臨んでみたいと考えています。

それにしても、最近の政治家は後世に残る名言を残していないようですね。「迷言」は多いようですが・・・。

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