OKパット トランプ大統領 「殿、ご乱心!」

ゴルフ好きとして知られたフランクリン・D・ルーズベルト米大統領は、ある時 OKパットを打たずにホールアウトし、後でそれがルール違反だと指摘され、それを恥じてゴルフをスパッとやめてしまった・・・これは有名なエピソードですが、一種の都市伝説かもしれません。

ところで、テロ支援国家としてとかくの噂のあるカタールが米大統領専用機を贈ると言い出し、トランプ大統領もこれを歓迎すると発表しました。さすがに共和党議員や有力トランプ支持者の中からも「殿、ご乱心!」の声が上がっています。

そこでゴルフが大好きなトランプ大統領が持ち出したのが、PGAツアー82勝(タイガー・ウッズと並び歴代1位)のレジェンド サム・ス二ードです。スニードが「OKが出たら、喜んで受け取り、次のホールに行けばいい」と言ったというエピソードを引用し、「贈り物をありがたく受け取って何が悪い。受け取らない奴はSTUPIDだ」と開き直っているようです。まさに「我田引水」ですよね。

なおスニードには、「短いパットにOKと言われても、油断せず、しっかりと構えて打つ」という信念を持っていたというエピソードもあるそうです。ちなみに彼が3度優勝したメジャー全米プロ選手権がいま開催されていますね。今日が最終日です。 

蛇足ですが、50センチ近くあるのに「OKを出さないのか?」と目で催促する人もごくたまにいますよね? いません?     

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